ロッテから戦力外通告を受けた“京大クン”こと田中英祐投手(25)に球界内外から転職オファーが殺到していることが
18日、分かった。球団幹部が「いろんな話が来ている」と語ったものだが田中英本人は11月15日にマツダスタジアムで行われる
トライアウト受験をにらんでいる。
京都大学工学部卒の肩書はやはり、ダテではなかった。ロッテはすでに将来の球団幹部候補生としての“残留”を打診している。
ある球団幹部は「営業などの経験を積んで幹部の道を歩んでほしい」と熱望している。その先には球団経営も視野に入る。
だが、これに“待った”をかけたのがロッテ本社だ。「ぜひ来てほしい」との打診が届いているという。
伊東前監督は「今後どんな道に進むのか。プロでの経験はムダにはならない」と話していたが、
同幹部は3年前に入社を辞退した三井物産に関しても「改めてどうだということになるかもしれない」と推察する。
プロ3年間を主にファームで汗にまみれて暮らしたが、この経験が社会人として血となり肉となっている。
「財界で活躍されている京大出身者が注目している」(球団幹部)と証言するように、
水面下ではあの手この手のオファーが届いている。さらに阪神フロント関係者からも、
兵庫県出身である田中英の動向を探る連絡が入っているという。
こんな水面下での騒ぎをよそに、野球への未練を断ち切れない田中英はトライアウトに挑戦する考えを固めている。
「すべてはこれが終わってから」と球団幹部。さて、京大頭脳が下す決断は-。
https://www.daily.co.jp/baseball/2017/10/19/0010655585.shtml
ロッテを戦力外になった京大卒・田中に転職オファー殺到 ロッテ本社から阪神、財界まで それでも本人はトライアウト最優先
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